2015年1月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

« 小沢氏騒動に思う政治家の資質 | トップページ | Jolicloudを使ってみた! »

「真実」は何処に?

『なぜ「科学」はウソをつくのか』という本を読んだ。
表題のように「ウソ」というのは言い過ぎかもしれないが、「真実」の一部しか知り得ないがために歪んだ形で伝播していく。一応、「科学的」という裏付けがついたものだから、すんなりと人々に受け入れられていく。

改めて考えてみると、自分たちは自分で見聞きできていない多くの事柄を「事実」として受け入れている。
単純な話、自分の目で丸い地球を見た人はほとんどいないし、太陽を中心として、地球その他の惑星が同心円上に回っているなど誰も見たことがない。
天文学・物理学的な検知からそれで間違いはない、と言われても、間違いないかどうか検証するすべももたないまま「そうか、間違いないんだ」と思ってそう信じている。

前にも書いたが「人は己の知るものしか知らぬ」のである。
しかも「知っている」と重っていることの多くは、自分で直接見聞きしたものでも、検証したものでもなく、それなりの裏付けがある(と思われる)情報を「事実」である、と「認識している」に過ぎない。

仔細は記憶していないが、「自分の中にあるぼんやりとした思いを、明確に表した言葉にであったとき、人はそれに同意する」という旨の言葉がとある本に書かれていいた。

「断片的な事実」を伝え聞き、自分が納得できるものが自分の中で「事実」となる。

これが必ずしも悪いということはない。そもそも本当の事実が何なのかを知り得ることは誰にもできないのかもしれない。意図的に「断片的な事実」を流布しているわけではなく、「断片的な事実」しか分かっていないにもかかわらず、それが全体を表す「事実」だと他意も悪意もなく、世に流れ出ることだってある。
何かを「真実」だと信じていないと自信をもって動けない、ということもある。

ただ、自分が信じる「真実」がもしかしたら「真実」でないかもしれない、という謙虚な姿勢は必要だと思う。
自分と異なる「真実」を信じる人に出会ったとき、いきなりバトルを始めるのではく、とりあえず聴いてみる。
それだけで世の中だいぶ丸くなるし、自分にとってもより「本当の真実」にちかい「真実」にたどり着く機会になるかもしれない、と思う。

« 小沢氏騒動に思う政治家の資質 | トップページ | Jolicloudを使ってみた! »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/186628/50525195

この記事へのトラックバック一覧です: 「真実」は何処に?:

« 小沢氏騒動に思う政治家の資質 | トップページ | Jolicloudを使ってみた! »

無料ブログはココログ