2015年1月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

« HoneycombロゴでIS01の壁紙をつくってみた | トップページ | 「ウェブはバカと暇人のもの」を読んで。 その2 »

「ウェブはバカと暇人のもの」を読んで。

「ウェブはバカと暇人のもの」を読んだ。2009年4月発刊なのでちょっと古めの本。いや、本としては古くもないのだが、移り変わりが速い、IT関連の本は旬に読まないとあまり意味は無い、と思っているもので。が、中身については今読んでみても、おおよその部分で同意できる。言葉はあまりよろしくは無いが著者が指摘している「バカと暇人」がネット世界を闊歩している様は2年前と何ら変わらない。もっとも自分がこうやって所感めいたことを書いているのも「暇人」と指摘されることではあるのだが。(せめて「バカ」ではないと思いたい・・・ちなみにあまり「バカ」だの「暇人」だのの言葉は使いたくないので、今後は『スマートでない人』と称すことにする)

ただ、著者のタイトルの意図は、ユーザーを揶揄するというよりは、「ネットを利用すれば社会は進化する」的発言をする人(こちらも面倒なので「ネット革新論派」とでも称することにする)に対してのメッセージなのではないかと思われる。

確かに、「ネット革新論派」が想定しているような「スマートな人」だけが、ネットを使いこなせば、より発展的な使い方になるのだろう。理性的で、教養深く、品行方正で、感情的にならず、的確な分析能力に長けて、常に自己の成長と社会の発展を考える・・・そんな「スマートな人」と比べれば、世の中のほとんどの人は「スマートでない人」だ。

経済学者が想定する合理的な経済活動を想定し、様々な行動予測をするが、実際にはそうならない。実際には、感情・打算等を含めて人は行動する(そういったものを研究する、行動経済学なる学問もある)。「ネット革新論派」はあくまで経済学者的発想であり、世の中の多数を占める「スマートでない人」の行動とは合い入れない。ましてや、匿名性の高いネット社会で、想定通りのスマートな活動で満たされるなんてことはありえない。なので、ユーザーを揶揄するよりも、「ネット革新論派」にむけて、『世の中「スマートでない人」ばかりなんだから、空論ばかりこねくり回しても意味は無いんだよ』という事を言いたかったタイトルのなのだと推察する。

・・・長くなりそうなので、とりあえずここまで。
中身に納得がいくどうかはともかくとして、一つの視点として、ヘビーユーザーの方や、企業の広報系の仕事の方などは一読しておいて損はない本だと思う。

「ウェブはバカと暇人のもの」


« HoneycombロゴでIS01の壁紙をつくってみた | トップページ | 「ウェブはバカと暇人のもの」を読んで。 その2 »

読本履歴」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/186628/50837542

この記事へのトラックバック一覧です: 「ウェブはバカと暇人のもの」を読んで。:

» 【ネットは道具に過ぎない】ウェブはバカと暇人のもの [ぱふぅ家のサイバー小物]
インターネットがあろうがなかろうが、人間は何も変わっていないのである。 [続きを読む]

« HoneycombロゴでIS01の壁紙をつくってみた | トップページ | 「ウェブはバカと暇人のもの」を読んで。 その2 »

無料ブログはココログ