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議会制民主主義の崩壊? 特定秘密保護法案の騒ぎに思う。

反対派の様々な行動に「議会制民主主義を無視するのか!?」といったツイートを多く見かけた。

言わんとすることは分からないでは無いが、それは前提として議会・議員が真っ当に機能・行動していることが必要だ。

議会制民主主義なのだから、選ばれた議員が議論をして政治を動かしていく。
議論の中で当初唱えていたことと、異なる意見を持つこともあるだろう。
パブコメや各種団体の主張も、組み入れなければならないという決まりもない。
にも関わらず、議事の進行を阻害するのならば、それは確かに議会制民主主義の冒涜だ。

しかしながら。

TPP反対を掲げて当選した人達が、いとも簡単に賛成にまわる。
「聖域を守れなければ交渉離脱もある」としていたはずが、「聖域の切り売り」を進めつつ、離脱の可能性には触れもしない。
基地問題では県外移設を主張していた人が、辺野古への移転を容認する。
今回の特定秘密保護法の件ではパブコメや公聴会、国内外の様々な団体の反対を全く無視して強行採決を行う。

議会制民主主義だから、選ばれた議員は民意を無視してよいのか?
議会制民主主義は民主主義を体現する方法の一つでしかないはずだ。
議会制民主主義というシステムを尊重し、民意を蔑ろにしてなにが民主主義か?

「民主主義を体現するための議会制民主主義」として機能していないのであれば、「民主主義を体現するために議事の進行を阻害する」というのはあり得るのではないだろうか?

力のごり押しを安易に認める気も無いが、単純に「議会制民主主義を無視するな」という主張には賛同しかねる。

今回の件で言えば、特定秘密保護法への賛成派の人達が、「議会制民主主義を理解しない人達の言うことなど聞く必要はない」という流れを作り出したいだけのように見える。

多数を占める与党が推進する以上、反対派はなりふり構わず反対するしかない。
しかし賛成派が同じレベルでなりふり構わず推進する、というのはいただけない。
それはやましいことを自覚しつつ、でも推進したい場合にとる方法、ということだ。
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